旧統一教会に激震!教団トップ韓鶴子総裁が韓国政界工作で聴取され立件不可避
現地で取材する国際ジャーナリストの太刀川正樹氏はこう言う。
「共犯と目される権議員が逮捕され、身柄を取られることを恐れた韓氏は渋々聴取に応じたのでしょうが、側近はすでに起訴された。韓氏の立件も不可避でしょう。ただ、統一教会問題もしかりで、特別検察による一連の捜査は政局絡み。政敵潰しを徹底する李在明大統領のさじ加減ひとつと言っても過言ではありません。統一教会は韓国社会でも『サイビ』(カルト)とみなされているものの、日本ほど異端視されておらず、親族が信者の国会議員も少なからずいる。KCIA時代には国際勝共連合を立ち上げて朴正煕政権に貢献してもいる。『怪物独裁』と揶揄される李氏は、損得を見極めようとしているところではないか」
自民党が再起を図る総裁選に突入しようとする中、凋落の引き金となったカルトが火だるまになる因縁。「ポスト石破」が実態解明しなければ、いつまでも蒸し返される。「関係断絶」なんて誰も信じちゃいない。
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