また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪
ちょうど「労働時間の規制」を見直しているタイミングで、ワークライフバランスを捨てた高市氏が、労働者に「長時間労働」を強いることになりかねない「規制緩和」に乗り出した形だ。
かつて安倍内閣は、経営サイドの要求に従って、“残業代ゼロ法案”と呼ばれた「ホワイトカラー・エグゼンプション」を導入しようとシャカリキになっていた。「安倍直系」を任じる高市首相も、安倍氏と同じ発想に違いない。
労働問題に詳しい法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。
「いわゆる『働き方改革』は、労働者が手に入れた権利です。なのに、高市首相は簡単にひっくり返そうとしている。高市政権は、戦後の日本が築き上げてきたルールを片っ端からぶっ壊すつもりなのではないか。武器輸出を制限している『防衛装備品5類型』の原則も撤廃しようとしています」
高市政権の誕生によって、安倍政権の時と同じように日本社会は破壊されかねない。
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