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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

ハンガリー総選挙でオルバン大敗失脚…強権政治崩壊が示すのは“トランプ後のアメリカ”だ

公開日: 更新日:

■「再民主化」の可能性

 選挙結果に対し、共和党やMAGA支持者の顔色は冴えない。オルバン氏とMAGAは、強硬な反移民政策、報道の自由の制限、少子化への危機意識などの価値観を共有している。トランプ氏の支持率低下で、この敗北の中間選挙への影響を懸念する声は少なくない。

 一方、民主党やリベラルは、圧倒的に与党有利な選挙制度の中でも、民意が示されたことに驚きと希望を感じている。だが同時に、こうした「非民主化」と指摘されるような政治運営が、第2次トランプ政権下で既に進んでいるという実感も広がっている。

 仮に今後の選挙で現体制が崩れたとしても、「一度傾いた制度は戻せるのか」という疑問が残る。だからこそ、ハンガリーがどう「再民主化」を進めるのか。その行方はアメリカにとって他人事ではない。

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