ハンガリー総選挙でオルバン大敗失脚…強権政治崩壊が示すのは“トランプ後のアメリカ”だ
■「再民主化」の可能性
選挙結果に対し、共和党やMAGA支持者の顔色は冴えない。オルバン氏とMAGAは、強硬な反移民政策、報道の自由の制限、少子化への危機意識などの価値観を共有している。トランプ氏の支持率低下で、この敗北の中間選挙への影響を懸念する声は少なくない。
一方、民主党やリベラルは、圧倒的に与党有利な選挙制度の中でも、民意が示されたことに驚きと希望を感じている。だが同時に、こうした「非民主化」と指摘されるような政治運営が、第2次トランプ政権下で既に進んでいるという実感も広がっている。
仮に今後の選挙で現体制が崩れたとしても、「一度傾いた制度は戻せるのか」という疑問が残る。だからこそ、ハンガリーがどう「再民主化」を進めるのか。その行方はアメリカにとって他人事ではない。



















