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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

NYに「トランプ&エプスタイン・ファイル図書館」が出現! 350万ページが問い直す権力の闇

公開日: 更新日:

 ニューヨーク・タイムズの取材に、主催する非営利団体の代表はそう語る。

 中央には白いカーテンに囲まれ、無数のキャンドルが並ぶ。少なくとも1200人、最年少は14歳という犠牲者を象徴するものだ。

 その横に、トランプとエプスタイン、2人の交流を写真と文字で記した年表が壁一面に広がる。1989年に出会ってからの親密な交際、トランプ氏の行動や発言を、訪れたニューヨーカーは食い入るように読んでいる。

 ヨーロッパではエプスタイン事件をめぐって、王室関係者や元政治家が捜査や逮捕の対象になっている。それに対し、アメリカで罪を問われたのは、エプスタイン本人と共犯者のギレーヌ・マクスウェルだけだ。

 一方、犠牲者へのハラスメントや脅迫は絶えない。彼らの実名や極めてプライベートな虐待の証言が、黒塗りされないまま公開されるという、重大な「ミス」も起きている。

「有力者は守られたのに、私の名前は世界にさらされた」

 5月12日に開かれた連邦議会の公聴会では、怒りの声が上がった。

 アメリカ人の75%は、党派を超えて事件の全容解明を求めている。エプスタイン事件がトランプ氏のアキレス腱となる可能性は、まだ消えていない。

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