NYに「トランプ&エプスタイン・ファイル図書館」が出現! 350万ページが問い直す権力の闇
ニューヨーク・タイムズの取材に、主催する非営利団体の代表はそう語る。
中央には白いカーテンに囲まれ、無数のキャンドルが並ぶ。少なくとも1200人、最年少は14歳という犠牲者を象徴するものだ。
その横に、トランプとエプスタイン、2人の交流を写真と文字で記した年表が壁一面に広がる。1989年に出会ってからの親密な交際、トランプ氏の行動や発言を、訪れたニューヨーカーは食い入るように読んでいる。
ヨーロッパではエプスタイン事件をめぐって、王室関係者や元政治家が捜査や逮捕の対象になっている。それに対し、アメリカで罪を問われたのは、エプスタイン本人と共犯者のギレーヌ・マクスウェルだけだ。
一方、犠牲者へのハラスメントや脅迫は絶えない。彼らの実名や極めてプライベートな虐待の証言が、黒塗りされないまま公開されるという、重大な「ミス」も起きている。
「有力者は守られたのに、私の名前は世界にさらされた」
5月12日に開かれた連邦議会の公聴会では、怒りの声が上がった。
アメリカ人の75%は、党派を超えて事件の全容解明を求めている。エプスタイン事件がトランプ氏のアキレス腱となる可能性は、まだ消えていない。



















