副首都法案で維新vs国民民主“新旧ゆ党”綱引きの醜悪…「大阪ありき」か「他の政令市も」で不毛バトル

公開日: 更新日:

 一方の維新も妥協する気はなさそう。維新の内情に詳しい関係者が言う。

「維新は都構想の是非を問う住民投票を道府県全域で行えるとする付則に執着。賛否を問う対象を全府民に広げれば、都構想を成立できると踏んだからですが、自民の猛反発で、取り下げざるを得なくなりました。この経緯から、維新内では『もう譲歩したらダメ』との声が出ている。もともと、修正協議への参加すら嫌がっていたほどです」

「大阪ありき」か「他の政令市も加える」か──、筋論で言えば国民民主に軍配が上がりそうだが、バトルの行方はどうなるのか。

「維新案はスジが悪すぎて、一部の維新幹部も『これはアカン』と漏らし始めている。前のめりなのは吉村洋文代表とその周辺だけ。そんな状況に気付いている玉木さんは『勝てる勝負』と踏んでいるようです。麻生太郎・自民副総裁とも近い彼のメッセージは『維新を抑えないと協力しないぞ』と自民にも向いている。既に時間切れでもあり、維新はいずれ折れることになるだろう」(官邸事情通)

 そもそも、副首都設置が喫緊の課題なのか。その議論をすっ飛ばした政争なんて国民不在もいいところだ。

  ◇  ◇  ◇

 今国会での成立が不透明になっている副首都法案については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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