「働いて×5」では?…支持率急落の高市首相「睡眠不足」「家事多忙」SNSでアピールのトンチンカン

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令和の現代社会では「睡眠不足」=「自己管理できない人」「計画性のない人」の意味

 総裁選や衆院選を巡る陣営の中傷動画作成疑惑を国会で追及された際も、「寝ていない」などと答弁し、多忙ぶりをアピールした高市首相。どうやら「睡眠不足」=「頑張っている人」のような認識らしいが、「24時間戦えますか」という言葉が流行った昭和や平成初期ならいざしらず、勘違いも甚だしい。令和の現代社会では「睡眠不足」=「自己管理できない人」「計画性のない人」の意味に解され、サラリーマンなら配置転換、窓際だ。今どき、中学生だって、そんな言い訳しないだろう。

 そもそも高市首相自身が「働いて×5」「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と言っていたのだ。ならば、この国の指導者として最も重要な仕事は国会審議に出席し、与野党の質問に真摯に丁寧に答え、説明責任を尽くすこと。公務外の洗濯やアイロンがけ、裁縫といった私生活の苦労をわざわざ公表する必要はない。

 企業でもみられるが、仕事ができない社員ほど一人で仕事を抱え込み、周囲に迷惑を掛ける。これは自身の能力を過信し、業務の優先順位を客観的に把握できないためで、連携したり、分担したりする仕事を抱え込んで自己崩壊に陥るのだ。高市首相の今の姿勢も同じ。社員なら「無能」の烙印を押されてオシマイだが、高市首相は国のトップなのだ。「忙しくて寝ていないの~」「アイロンがけはへたくそなの~」などとSNSに愚痴を投稿している場合ではない。一刻も早く総理の職を辞した方がいいだろう。

「睡眠時間が0~3時間」が本当に常態化しているのであれば、なおさらだ。

 2024年2月に厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針の改訂に関する検討会がまとめた「健康づくりのための睡眠ガイド2023」には慢性的な睡眠不足がもたらす心身の影響について、「注意力や判断力の低下、作業効率の低下、学業成績の低下等、多岐にわたる影響を及ぼし、事故等の重大な結果を招く場合もある」とし、慢性化すると、肥満や高血圧などの発症リスクを上昇させるほか、うつ病などの精神障害の発症リスクを高める(という報告もある)という。

 いずれにしても重要な事は「忙しいアピ」「寝ていないアピ」ではなく、国民生活のために結果を残すことだ。高市首相が「師」と仰ぐ故・安倍晋三元首相もこう言っていた。

「重要なことは、言葉を重ねることではありません、結果であります。百の言葉より一の結果であります」(2016年9月28日の参院本会議)

 高市首相は「師」の言葉を噛み締めるべきだ。

  ◇  ◇  ◇

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