高市首相“被災地利用PV”が大炎上! ピアノBGM付きでヘリから合掌、酷暑に汗一滴かかない不可解

公開日: 更新日:

避難所の視察はたったの3分

 フザケたPR動画を臆面もなく投稿する神経は理解不能だが、どうも不可解なのは高市首相が汗一つかいていないことだ。3日は熊本市で気温が40度超となり県で観測史上初の酷暑日を記録した。活動していれば汗だくになるはずだが、高市首相は一滴も流していないのだ。

 3日の首相動静を見ると、高市首相は午前11時29分に熊本空港着。その後、陸自ヘリに乗って上空から視察し、向かった先は氷川町で避難所となっている氷川中学校だった。視察に加え、被災者と意見交換も実施。こちらには、避難所の教室、意見交換を行った校長室にもクーラーが設置されている。小1時間で同所を発ち、夕方は熊本県庁で知事らと意見交換。報道各社のインタビュー後、再び空路で帰京した。

 要するに、高市首相の視察先はクーラーの効いた場所ばかり。移動の車内も冷え冷えで汗をかかないのは当然というわけだ。

 しかも、視察自体も“アリバイ的”だったようだ。現地を取材したジャーナリストの田中龍作氏はこう言う。

「氷川中はクーラーがあるだけでなく、段ボールベッドも用意され、被災者は比較的快適に過ごせている。ところが、車で5分しか離れていない近くの鏡小体育館はクーラーもベッドも間仕切りもない。極めて過酷な環境で、被災地の現実を知るなら鏡小を訪れるべきでした。地元の人も『なんで鏡小じゃないのか』と嘆息したほど。それに、氷川中ではメディアを入れた被災者との意見交換に時間をかけすぎたのか、避難所になっている教室の視察時間は3分もなかった。これでは実情は分からない。動画撮影のために来たと思われても仕方ありません」

 YOUは何しに被災地へ──。まさか、支持率回復のために「高市PV」を撮りに行ったのか。だとしたら、被災地を政治利用したプロパガンダ。トンデモナイ発想である。

  ◇  ◇  ◇

 高市首相の早すぎる被災地訪問の背景にある事情とは。関連記事【もっと読む】『高市首相の早過ぎた「熊本訪問」の背景…震災から1週間たたず“視察強行”に批判殺到の案の定』で詳しく報じている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」