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小沢一郎前衆議院議員

1942年5月24日、岩手県奥州市(旧水沢市)生まれ。慶大卒。日大院中退。69年衆院初当選(岩手4区)。自治大臣、自民党幹事長、新進党党首、自由党党首、民主党代表などを歴任。55年体制を崩壊させた細川連立政権の樹立や、2009年の民主党による政権交代の立役者である。93年刊行の著書「日本改造計画」はベストセラー。他に「剛腕維新」「小沢主義 志を持て、日本人」など。

(3)国民は清新な力強いリーダーを求めている

公開日: 更新日:

今年中に新党のメドをつけないと間に合わない

 いま国民はフラストレーションがたまっている。個人の蓄えがあるからまだ暮らしていけるが、石油の備蓄が底をつくように個人の資金だっていつまでも続くわけではない。中国のレアアースの輸入制限は日本経済にとって大打撃になる。不景気のインフレであるスタグフレーションになったら、国民生活はとてもじゃないが持たない。

 そんな先行き不安の漂う社会だから、新鮮な活力ある政党ができたら国民の支持を得られる。

 自民党だって野党と似たり寄ったりだ。政権にあって権力を持っているからまとまっているようなものだ。高市内閣が50%前後の支持率なので表面的には「乱」は起きていないが、少しずついろんな動きが見えてきた。支持率が40%前後まで落ちたら党内は火を噴くだろう。

 与野党がどうしようもない状態に陥れば、ますます国民は政治に対する不信感を強める。同時に、誰かがなんとかしてくれないかという期待感が大きくなる。その期待に応えられなければ、日本は奈落の底へ落ちるしかなくなってしまう。

 国民は清新な力強いリーダーを求めている。具体的には? そこまで分かればもう新党はできてるよ。いずれにしろ、3年後までには衆院選がある。早ければ再来年の衆参ダブル選だ。今年中に新党のメドをつけないと間に合わない。時間はそんなにないよ。

(小沢一郎/前衆議院議員 取材・構成=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

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