楽天が交渉権獲得 松井裕樹に気がかりな“星野スパルタ采配”

公開日: 更新日:

 佐藤コーチは日ハムコーチ時代はダルビッシュを育て、楽天では田中の成長に一役買った名伯楽。これならば松井の育成も問題ないと思いきや、気がかりなのが星野監督の采配だ。

 昨季7勝した高卒2年目の釜田は今季の初登板で8失点の大炎上。それでも星野監督が荒療治とばかりに先発させ続けるとスランプに陥り、二軍落ち。5月に右ヒジを疲労骨折した。昨秋のドラ1高卒左腕の森もシーズン中のタイミングを見誤り、結局、二軍で最後まで油を売ることになった。

 星野監督は松井について、「注目されるだろうし、力みもあると思うから無理はさせたくない」と話したものの、「まずは松井にプロってものを教えないと。田中がいれば一番いいが……いるかわからないけど」と、初めてエースがチームを去ることに言及。今季24勝無敗の田中がポスティングでメジャー移籍すれば、先発の台所事情は一気に苦しくなる。CSで田中にリリーフをさせたように、松井もどんなむちゃな起用をされるかわかったものではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動