「ダルより上」と専門家もタメ息…マー君流出で迎える日本球界の正念場

公開日: 更新日:

 と、残念がるのは、プロ野球ファンの亀井肇氏(新語アナリスト)だ。

「いまの日本球界で田中以上に魅力を感じる選手はいません。開幕から24連勝できる投手なんて、二度と出てこないかもしれない。私はDeNAファンで楽天のことは気にしていませんでしたが、田中が10連勝した時くらいから、どこまで連勝が続くのか注目をして見ていました。そして、CSやこの日の気迫のこもった素晴らしい投球ですからね。昔の稲尾和久(西鉄)や杉浦忠(南海)のように、30勝くらいしそうな期待を持たせてくれるし、このまま日本でプレーし、伝説をつくって欲しいのが本音です」

 また亀井氏は、田中にねじ伏せられた巨人の選手について、物足りなさも感じている。
「巨人はたしかに強い。阿部、坂本、内海らいい選手も多い。でも、田中ほどの魅力は感じられません。しかも、このままいけばセは巨人が来年も優勝するんじゃないか。DeNAには頑張って欲しいですが、今の巨人の戦力では厳しいでしょう。混戦になるならまだしも、ハッキリ言って来季のプロ野球は何を楽しみにすればいいのでしょうか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン