松坂もヒンシュクを買った…「先発完投型」のマー君はメジャーでは四面楚歌

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 田中のように、自ら志願して連投したり強引に長いイニングを投げれば、他の投手から煙たがられることも珍しくはない。実際、07年にポスティングでレッドソックスに移籍した松坂(現メッツ)は、調子が尻上がりに良くなる先発完投型の投手だったこともあり、入団直後に投球回数の延長や球数制限の撤廃を首脳陣に直訴。その結果、監督、投手コーチと衝突したばかりか、中継ぎ陣からヒンシュクを買った。田中も松坂と同じように立ち上がりに不安を抱えるタイプの投手だけに、同じハレーションを起こさないとも限らない。

 そんな田中は5日、メジャー移籍に関し、「今は話すことはない。球団の方と話してから」とポツリ。楽天・立花球団社長も「(日米で協議中の新入札制度の)システムの確認をNPB(日本野球機構)にしている。全てが終わったら彼(田中)の意思を聞きたい」と話した。

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