シャルケCL敗退危機 内田のW杯レギュラーにも“黄信号”

公開日: 更新日:

 シャルケDF内田篤人(25)の生命線は「欧州CLの常連」である。

 日本人CL最多出場記録保持者にして唯一のCLベスト4経験者。欧州の名だたる強豪との試合で攻守のバランスを取りつつ、チームを勝利に導くプレーをこなす。CLでの高評価が日本代表定着のよりどころなのだ。

 そのシャルケが今CLで苦戦続き。グループE組で序盤2連勝からチェルシー相手に2連敗。そして迎えた5試合目のステアウア・ブカレスト戦(日本時間27日午前4時45分開始)も、低調な戦いに終始してしまった。

 右SBで先発した内田は前半10、12分と右サイドを攻め上がり、20分すぎには相手ペナルティーエリアに侵入して好機を狙い、その直後には相対する選手を“マタ抜き”でかわすなど攻撃面で存在感アピールである。

■パフォーマンス低下が心配

 しかし、後半になるとチームも内田も一気にトーンダウン。スコアレスドローで逃げ切るのがやっとだった。これでグループリーグE組の順位争いが混沌としてきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」