今度は相手が減量失敗 ファンも「亀田兄弟のまともな試合が見たい」

公開日: 更新日:

 亀田一家の行くところ、常に“疑惑”が付きまとう。3日に大阪で行われるボクシングのトリプル世界戦。2日の計量で、関係者をア然とさせる出来事が起きた。

 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者の亀田大毅(24)の対戦相手、WBA(世界ボクシング協会)の同級王者リボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)が制限体重の52.1キロを1.4キロもオーバー。1時間後の計量でも1.1キロ重い53.2キロだった。

 するとソリスは「カネでも何でも払ってやるぜ!」と叫び、ペットボトルの水を一気飲み。自販機でも炭酸ジュースを買い込み、ヤケクソのようにがぶ飲みした。「日本の寒さでこれ以上汗をかけないから体重を落とせない」と居直った。

 試合は行われるものの、ソリスは計量オーバーのため、WBAの王座を剥奪された。大毅が勝った場合は統一王者となり、負ければ両団体の王座が空位になる。

 これには、ちまたでも「亀田サイドが何か仕掛けたんじゃないか?」と“疑惑”が噴出。亀田といえば、弱いボクサーを連れてくるなんてのは序の口。怪しい判定も一度や二度じゃない。11月19日にはWBAバンタム級王者の長男・興毅(27)は防衛戦で韓国人の孫正五に大苦戦。ダウンまで奪われながらも判定勝ちしたばかりだ。ボクシングファンが「また今回も…」と思うのは無理もない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"