W杯グループリーグ 日本に立ちはだかるC組の“要注意”選手

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 しかし、司令塔のMFカラグーニスが36歳、攻守の要のMFカツラニスが34歳。04年に欧州選手権を制覇して以降、世代交代に失敗したといわれている。

 FIFAランキング12位とはいえ、実力レベルは欧州で下位。過去2回のW杯ではいずれもグループリーグで敗退している。

 堅い守備に評価が集まる一方で、攻撃陣では25歳のFWミトログルが台頭。W杯出場を決めたルーマニアとのプレーオフ2試合で3得点をマークするなど、堅守速攻の得点パターンのキーマンになる。両腕に派手なタトゥーを彫り込んだこのストライカーは要注意だ。

■ファルカオ(コロンビア)

 コロンビアは、暗黒時代がやっと明ける。優勝候補にも挙げられた94年の米国大会でまさかのグループリーグ敗退。帰国後、米国戦でオウンゴールを献上したエスコバルが銃殺されるという悲劇に世界中が震撼した。ここから長い低迷期に突入することになる。

 暗黒を黄金に変えたのは絶対的エースの存在だ。ファルカオは昨季Aマドリードでメッシ、C・ロナウドに次ぐリーグ3位の24ゴールを量産。今夏、約84億円の移籍金でモナコへ。

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