「相手も試合順もいい」と識者 日本が入ったC組を展望する

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■「高温多湿」は望むところ

 C組で良かった点は他にもある。日本は初戦をブラジル北東部のレシフェ、第2戦を移動距離の少ないナタル、そして第3戦を内陸部のクイアバで戦う。いずれも平均気温は30度前後。さらにレシフェとナタルは海外沿いとあって湿度も高い。コンディション的には厳しいが、むしろ「高温多湿」は望むところだ。

 6月のコンフェデ杯で日本はイタリアと3―4の接戦を演じた。場所はレシフェ。試合後のイタリア選手は疲労困憊だった。イタリア・プランデッリ監督が「W杯本大会では給水のためのタイムアウト制を導入すべき」と提案したが、日本人が慣れ親しんでいる高温多湿は、欧州勢にとっては大敵なのである。

 そのレシフェとナタルで連勝すれば、日本はグループリーグ首位通過の可能性も出てくる。決勝トーナメント1回戦の相手はD組のウルグアイ、イングランド、イタリアが濃厚だ。

 個人的には、ザッケローニ監督の母国イタリアとベスト8進出を懸けた激闘を期待したい。

(六川亨=サッカージャーナリスト、元サッカーダイジェスト編集長)

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