疫病神はマー君…涌井のロッテ入団会見は宣伝効果数億円がパア

公開日: 更新日:

 25日に千葉・幕張で行われたロッテ涌井秀章(27)の入団会見が、楽天田中将大(25)の「メジャー移籍容認会談」とバッティングした。

 ロッテは今月中旬までに涌井と契約合意していた。入団会見がここまで遅れたのは、総額5億円近い費用をかけて獲得した涌井をメディアに大々的に取り上げてもらうためだった。そこで、他球団のイベントや大物選手の契約更改にかぶらないよう細心の注意を払い、「クリスマス当日」を選んだという。

 ところが、「マー君移籍問題」の決着が大幅に遅れ、くしくもこの日にズレ込んだ。これにより、25日のスポーツニュースや26日発行のスポーツ紙での涌井の入団会見の扱いは「小さく」なってしまった。

■マスコミに取り上げてもうらはずが…

「もし、マー君と楽天の会談さえなければ、他球団のイベントが少ないこの日のこと。涌井の入団がスポーツ紙の1面を飾るはずだった。それが、マー君のおかげで一変してしまったんですから。みんなショックですよ」とはロッテ関係者。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで