綱とり絶望の稀勢の里を揶揄する相撲担当記者の“定番ジョーク”

公開日: 更新日:

 ここまで弱いと、もう笑うしかない。大相撲初場所5日目、綱とりに挑む大関稀勢の里(27)が、これまで2勝0敗だった碧山にまさかの黒星。これで3勝2敗となり、5連勝の横綱白鵬とは序盤に2差もつけられた。2度目の綱とりは絶望的だ。

 立ち合いでは最初、碧山がつっかけ、仕切り直しの2度目は呼吸が合わず、稀勢の里が「待った」をかけた。3度目でようやくぶつかったものの、195キロの碧山に跳ね飛ばされ、そのままあっけなく押し出された。

 これには解説の北の富士(元横綱)も、「(立ち合いで)迷っちゃいかん。中途半端な気持ちで立っているんですよ」と、吐き捨てたほど。

 碧山は支度部屋でこう話した。

「自分の相撲しか考えていなかった。(2度目の立ち合いで)相手が蹲踞(そんきょ)しないで睨んできた? 全然緊張しなかったよ。顔を見てどうするの」

■2敗目喫して網とり絶望

 稀勢の里は初めて横綱昇進を狙った昨年名古屋場所でも序盤に2敗。なぜ、ここまで弱いのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった