「ゴジラフィーバー」を演出する巨人・原監督の“意図”

公開日: 更新日:

「菅野、ゴジラの内角えぐった!」「松井、エースに太鼓判!」

 スポーツ紙はこの日も大騒ぎだ。
 4日、巨人松井秀喜臨時コーチ(39)が今キャンプで初めて一軍のブルペンを視察。菅野智之(24)が投球練習を始めるや、おもむろにバットを持って打席に立ったものだから、報道陣は色めき立った。

 菅野に何度もヒザ元を突かれ、腰が引ける場面が数回あった松井は、「球に力があって制球もいい。去年あれだけ勝った投手(13勝)だと感じられた」と言い、最後に「ナイスボール!」と声をかけられた菅野も、「大きいなと思った。誰でもできることではないし、貴重な経験。(松井が打席に)立ってくれたらいいなと思っていた」と興奮気味だった。

 この松井と菅野の“対決”、原監督の演出ともっぱらだ。
「この日の菅野だけじゃありません。2日に松井が坂本(25)の居残り特打ちの打撃投手を務めたのも原監督からの要望です。原監督から松井へは逐一、こいつを見て欲しい、こいつと接して欲しい、という希望が伝えられているようです」(関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー