羽生トップも…団体戦浮沈の鍵握る姉弟アイスダンスの実力

公開日: 更新日:

 新種目のフィギュアスケート団体戦初日は男子とペアのショートプログラム(SP)が行われた。男子の最後に登場した羽生結弦(19)は4回転トーループにトリプルアクセル、出場選手でただひとり演技後半に3回転の連続ジャンプを跳び97.98の高得点をマーク。3度の五輪メダルを手にしているプルシェンコ(2位=ロシア.31)や世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(3位=カナダ.23)を抑えての1位となった。

「すごい緊張しました。ですけど、今できることをしっかり頑張れたと思うので、今日は単純に喜びたいと思う。チームに10ポイント、という思いで演技をしていたわけではないですが、なるべくチームに貢献できるように精いっぱいの演技はできたかなと思う」(羽生)

 ソチに入っても好調を持続させている羽生は、14日未明から始まる個人戦でも、プルシェンコやパトリック・チャンと金メダルを争うことになる。

■満点羽生の足引っ張ったペア

 だが、羽生の圧巻の演技で会場が沸いた興奮は、数分で冷めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?