ソチに暗雲…審判団は“ジャンパー”浅田真央が大嫌い!?

公開日: 更新日:

「純粋なスポーツと思うか?」
 そう問われたら確かに難しいのが「氷上のバレエ」ともいわれるフィギュアスケートだ。

 この競技は、技術点と(演技)構成点に分かれている。技術点はジャンプやスピンの回転数、姿勢などが採点され、構成点では、スケート技術、演技のつなぎ、表現、振り付けなどが評価の対象となる。

 バレエ発祥の地であるヨーロッパでは「フィギュアは演劇」ともいわれている。会場に流れる曲と選手が一体となり、全身でその役をどう演じるかを重視する。

 だから欧州の審判員たちは、アジアの選手に金メダルを取られるのは本当はおもしろくない。それでも難易度の高いジャンプ(トリプルアクセル=3A)を武器にする浅田真央(23)より、「表現力のあるキム・ヨナ(23)の演技の方が好まれる」との声がある。

 浅田は前回のバンクーバー五輪で3Aを3度成功させた。フリーでは3連続ジャンプで着氷が乱れるなどのミスもあったが、合計得点でキムと23.06もの大差がついたのは「顔の表情や指先での表現力の差が出た」ともいわれた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」