「いなくなってポカンと穴が…」 巨人・阿部が“松井ロス”吐露

公開日: 更新日:

 さらに、「若い捕手が入ってきて、『ポスト阿部』と言われたり、書かれる。そういうのを見聞きすると、確かに、そうかオレももうそんな年なのか、年を取ったなとは思います」と言った慎之助。いたずらっぽい笑みを浮かべて、続けた。

「でも、まだまだ。ボクは少なくともあと10年はやりますから、絶対に。そのときには、一塁を守ってるかもしれませんけどね(笑い)。肩は負けるけど、それ以外のところはまだまだ」

■松井さんは「また来るよ!」って言ってくれたけど…

 45歳までの現役宣言。これは、松井秀喜の影響が強いようだ。オフにニューヨークまで出向き、松井と親交を深めた慎之助。そのとき、松井に「とにかくできるだけ長く(現役を)やれよ」と説かれたという。

 その松井が臨時コーチとして、前半の巨人キャンプの話題を独占。改めて、「松井コーチ」のことを聞くと、こんな答えが返ってきた。

「正直、いなくなって寂しかった。ポカンと大きな穴があいたような……。やっぱり、存在感がハンパじゃないです。実は、最初はあそこまで積極的に選手と接してくれるとは思わなかった。若い選手には自分の方からどんどん聞きにいけよ、って言ってたんですけど、本当に丁寧に対応してくれて。みんなも遠慮せずに話ができた。サイコーでした。最後に、『また、来るよ!』って帰っていかれたんですが、ホントにまた来てくれますかね(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾