高梨沙羅 日体大入学の決め手は「カネ」「所属先」「父親」

公開日: 更新日:

「報道を見て驚きました。本当ならば喜ばしいことですが…入学については以前から(高梨側と)話し合いはしています」

 日刊スポーツ(12日付)の「高梨沙羅 日体大飛び級入学」の記事に同大広報課はこう話す。

 ジャンプでW杯総合2連覇の高梨(グレースマウンテン・インターナショナルスクール3年)を巡ってはソチ五輪前から争奪戦が繰り広げられ、大学スキー部の名門早大と両親の母校日体大の一騎打ちの様相を呈していたという。それが来年3月を待たず今月、日体大に飛び級入学することが決まった。

「決め手になったのは強化費でしょう。早大は出せないが日体大は出せる。それと所属先の問題。大会に出場する際、日体大は現在、高梨が契約している『クラレ』のままでオーケーだが、早大は『早大』で出て欲しい。日体大入学なら、ジャンプ選手だった父親の寛也さんがスキー部のジャンプ担当コーチになる話もある。そんなこんなで日体大入学になったのでしょう」(事情通)

 強化費といえば、一部週刊誌に「年間2500万円」との記事が出た。アマとはいえ、高梨クラスの選手を入学させるのにカネがかかるのは今や常識だ。この点を日体大に聞くと、「そういうことは何らかの形であると聞きますが、何ともいえません。週刊誌の金額? あれは相手が勝手に書いただけですので」(広報課)との答え。

 先の事情通によると、以前報じられた額より少し安くなったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束