スポンサーもガックリ…浅田真央「1年休養」の経済損失

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 真央をブランドパートナーに起用し、12年10月に立ち上げた「MAO ASADA 応援プロジェクト」のCMが大好評だったという住友生命も、「引き続きサポートする方針ですが、具体的なことはまだ何も決まっていません」と困惑気味だ。

 不祥事を起こしたわけではないから、1社3000万円というスポンサー契約が打ち切られることはないようだが、広告代理店関係者も「各社とも昨シーズンまでの費用対効果は見込めない」と諦めムード。果たして真央休養による経済損失は、1年でどれくらいに上るのか。

「キム・ヨナの現役引退による韓国の経済損失は、3兆ウォン(約3000億円)だといわれます。経済状況は日韓で違いますが、浅田選手は休養という“中ぶらりん”な状態とはいえ、それと同じくらいの損失はあるでしょう。2度の五輪で金・銀メダルのキム・ヨナに成績こそ及びませんが、日本女子フィギュア界でのカリスマ性はまだまだ健在。コンディションが整えば、年齢的にはポテンシャルを秘めている。それだけに、インパクトも大きいのです」(ロータス投資研究所代表の中西文行氏)

 もっとも、これまでより真央に時間の余裕が生まれる分、イベント出演などが増え、スポンサーにはかえってチャンスだという見方もある。販売減を少しでも回避すべく、スポンサーは早速知恵を絞っている。

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