若手投手連夜好投で原監督からの信頼失う巨人「FAコンビ」

公開日: 更新日:

 5勝3敗、防御率3.50の杉内も、絶対的な存在ではなくなった。復調気配だった5月でさえ、「老け込むのはまだ早い」と原監督はチクリ。7日の西武戦も3失点で敗戦投手となり、ベンチの信頼をジワジワと失っている。ナインからも「同じ左腕なら、杉内より今村の方がいい球を投げる」なんて声も上がっているのだ。実際、昨年の日本シリーズ最終戦の先発が、杉内か今村かで首脳陣の意見が分かれたという。結局、安全策の杉内でいき、日本一を逃す結果になった。

 5月の前回登板でKOされた今村をベンチで説教し、二軍へ落とした原監督は「いろんな思いがあっただろうが、結果としていい投球だった」とうれしそうだった。実績十分の大竹と杉内が、小山と今村に取って代わられる日は、意外と近いかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動