フレッシュ球宴 注目は楽天・松井&西武・森のバッテリー
今年のオールスターは、ファームも盛り上がるか。
16日に行われたイースタンの監督会議。7月のフレッシュ球宴の選手選考についてイ軍のヤクルト伊東監督が「松井裕樹(楽天)は当然入っている。森友哉(西武)とバッテリーを組ませたい」と話し、昨夏の18Uワールドカップ以来となる「高校ナンバーワン・バッテリー」の競演が実現する見通しになった。
昨年のドラフトで1位入団した2人は、一軍では目立った活躍をしていないが、二軍ではすでにトップ級の成績を残す。松井は6試合登板で1勝ながら、20回3分の1で38奪三振。対戦打者は79人で2人に1人から三振を奪っている計算になる。防御率も0.89。19日の広島戦で4月以来の先発マウンドに上がる予定。
一方の森も、46試合出場でリーグ10位の打率.303をマーク。リード面は課題も、二軍では正捕手格として33試合でマスクをかぶり、一軍デビューに向けて順調に成長している。
ちなみにウエスタン選抜では、リーグ1位の10本塁打を放ち、この日プロ初の一軍昇格が決まった広島の高橋大樹(12年ドラフト1位)も選出が予想されている。この高橋を含め、松井と森の黄金バッテリーが何個の三振を奪うか見ものだ。