2試合で限界明らか…初W杯の“重圧”に屈したザック監督

公開日: 更新日:

 ブラジルで日本代表が崖っぷちに立たされた。 いや、崖っぷちから体半分が宙に浮き、もはや滑り落ちる寸前である。 

 グループC組で初戦のコートジボワール戦を落とした日本は、2戦目のギリシャ戦も決め手を欠いてスコアレスドロー決着。完全に出遅れた。日本時間25日午前5時キックオフのコロンビア戦に勝利することが、GL突破の絶対条件となった。W杯本大会前、日本代表のザッケローニ監督は「3点取られても4点取り返す」「攻撃サッカーを貫いて結果を残してみせる」と言い切った。それが横パスとサイドからのクロス攻撃に終始。すべてが絵空事に終った。

 点取り屋と言われる香川真司岡崎慎司はシュートを1本も打てず、強豪国の選手たちが見せるテクニック、スピード、突破力、決定力、フィジカルコンタクト、ボディーバランスのどれをとっても日本人選手とは比べモノにならない。彼らからはゴールを目指す執念が、テレビからも伝わってくる。

■「勝てる指揮官」ではなかった

 GLの2試合を通して目立ったのが、ザッケローニ監督の迷走ぶりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状