アルゼンチン8強 ディ・マリア決勝弾で“脱メッシ依存”へ進化

公開日: 更新日:

 予想外の大苦戦だったが、最後の最後で花形役者2人が大仕事をしてみせた。

 決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン─スイス戦は、延長戦後半終盤まで両チーム無得点。お互いに攻め手を欠き、PK戦が見えてきた残り2分、疲労でボールを受ける動きすらままならなかったメッシが、決定機を演出する。センターライン付近でアルゼンチンFWパラシオがスイスDFリヒトシュタイナーからボールを奪うと、中央のメッシにすかさず預ける。メッシがドリブル突破でペナルティーエリア手前まで持ち込むと、スイスDFを引きつけMFディ・マリアにスルーパス。ディ・マリアが左足で放ったダイレクトシュートは、見事ゴール左隅に吸い込まれた。

 アルゼンチンが誇る攻撃陣「クアトロ・ファンタスティコス(魅惑の4人)」のうち、FWアグエロはケガでこの試合を欠場し、FWイグアインはいまだ無得点。スイス戦もフィニッシュの局面で苦しんでいただけに、ディ・マリアのゴールは“脱メッシ依存”という意味でも貴重だ。

 現地で取材したサッカージャーナリストの六川亨氏(元サッカーダイジェスト編集長)が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状