内田篤人、アーセナル入り秒読みか…「代表引退」示唆の裏で

公開日: 更新日:

 W杯1分け2敗の日本代表。各選手が評価を軒並み下げる中、一人だけアップさせた選手が、右SBで孤軍奮闘した内田篤人(26)である。

 1次リーグ3試合とも攻守にわたって精力的に動き回り、ドイツやイタリアの専門紙から「世界トップ級の存在感を見せた」と評価されて高ポイントを付けられた。

「W杯前にイングランドの名門クラブへの移籍話が取り沙汰された。これが一気にまとまりそうな状況です」と話すのは欧州サッカー事情に詳しいマスコミ関係者。

「07年からアーセナルに在籍していたフランス代表の右SBサニャ(31)が6月、イングランドの強豪マンチェスター・シティーに移籍することになった。その後釜に内田が収まるというのです。元名古屋監督のフランス人指揮官ベンゲルが大の日本人びいきというのもあるが、以前からシャルケでの内田のパフォーマンスを評価。W杯でのプレーを確認した上で最終決断を下したといわれています」

 アーセナルが、今オフに用意した補強費用は170億円。10年7月、鹿島からシャルケに引き抜かれた時の移籍金が1億5000万円だった。現在の移籍金相場は10億円といわれているが、金満アーセナルは、シャルケに対して移籍金25億円を提示したと現地では報道されている。年俸もシャルケの3億円が倍増といわないまでも、5億円にアップする見込み。もちろん内田サイドはアーセナル移籍にOKを出し、今はクラブ間合意を待っているところである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…