代理人関係者が明かす…ヤ軍が狙う「田中の次」は日ハム大谷

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 となると、ネックになるのが昨年12月から3年間の期限付きで発効された新入札制度だ。米球界は通常の契約金以外に必要になる最大20億円の移籍金に関して否定的。入札制度は廃止してすべてFAにすべきという意見も根強い。だが、「入札制度が失効する16年以降も1年ごとに協定が更新される可能性は高い」と前出の代理人関係者がこう言った。

「要するにメジャーは一日も早く大谷が欲しいのです。メジャー側は昨年、田中を何が何でも欲しいがゆえに、妥協した末に入札制度をまとめた経緯がある。大谷はその田中に匹敵するピッチャーとして認識されているだけに、日本ハムが移籍を容認するまでは、入札制度を1年ごとに更新していくはずです」

 それが4年後か、5年後になるのかは分からないが、かくしてヤンキースの大谷取りはいよいよ現実味を帯びることになる――。

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