右肘靭帯断裂から復活 メジャー現役最多勝右腕がマー君激励

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――(血小板を患部に注射して損傷部分の回復を促す)PRP療法は試しましたか。

「PRP療法やほかのことはしなかった。僕の場合は靭帯が明らかに断裂していて、それに当時はあまりPRPは広まっていなかったと思う。僕の場合は状態も悪かったと思うし、とにかくそれを治さねばならなかった」

――手術への葛藤や不安、恐怖感などは。

「そういうものはなかった。トミー・ジョンを受けたことのある何人かのチームメートとも話をしたし、不安や恐怖心はまったくなかった。頭の中は、必ず治る、リハビリをしたら必ず戻ってこられるという自信だけだった。(メジャー復帰まで)13カ月かかったけれど、その後の2010年は良いシーズンを過ごせた」

――リハビリで一番つらかったことは。

「初期はゆっくり進むので辛抱が必要。野球らしいことはまったくできないからね。初めの2、3カ月はエクササイズ、マッサージセラピー、フィジカルセラピーといった野球に関連のない内容だった。一番つらかったのはチームとのつながりが断たれてしまっていると感じたこと。リハビリ中心の生活でみんなと一緒にいる時間も少なく、自分はチームの一員ではないような感覚が襲う。でも時間がかかってもそれが回復へのプロセスだと理解しないといけないし、焦ってはいけないんだ。急いで復帰してまた故障するということもある。12カ月から16カ月かかるもので、8カ月で治そうとしても無理なのだから」

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