高校時代の恩師が語る マー君の「故障までの3カ月と今後」

公開日: 更新日:

「故障を完治させ、一日でも早く戦列に戻って欲しい」――。

「右肘内側側副靱帯の部分断裂」で故障者リスト(DL)入りしたヤンキース・田中将大(25)の早期回復を願っているのが駒大苫小牧高校時代の恩師である香田誉士史氏(現西部ガス野球部コーチ)だ。メジャー移籍後は連絡を取り合っていないというものの、登板した試合はニュースなどで欠かさずチェックしているとか。香田氏に前半戦の田中について聞いた。

――デビュー戦からの活躍をどう見ていましたか?

「日本で投げていたのと同様に、試合をつくるところは、さすがだなと見ていました。4、5月はメジャーのスタイルにも対応しているし、うまい具合に変化球を使っていた。(メジャー公認球や傾斜のきついマウンドに)適応していたようだし、順応性の高さを証明したと思います」

――マウンド上での不安は感じませんでしたか?

「中4日の速いペースでマウンドに上がるだけに、体調管理が厳しい中、本人は多少、何らかの不安を抱えながら、投げていたとは思いますね。思ったように投げられなかった時は、明らかに不満そうな表情をしていることもありましたから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは