右肘靭帯断裂から復活 メジャー現役最多勝右腕がマー君激励

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――09年9月にメジャー復帰、翌10年は見事な復活でした。

「皮肉なことにメジャー復帰後初登板もマーリンズ戦だったんだ。まずまずの感触で、自分の球が投げられて、アウトも取れた。でも完全に戻ったという感触ではなかったから、精神的に少し苦労した。その時点では80%といったところだった。でも戻ってこられて、またチームの一員としてプレーできたことはうれしかった。オフシーズンもリハビリを続け、翌年のスプリングトレーニングではとてもいい感触になった。だから実質16カ月かかったかな。10年のシーズンは手術前と同じ状態に戻ったというより、前より良くなったよ」

■「手術するなら早いほどいい」

――手術後、しばらくスプリットは減ったようですが、何か変わった点や注意している点は。

「しばらくはスプリットよりチェンジアップを投げるようになった。それは大きな手術の後というのもあるし、年を重ねてきたということもあった。年が上がるにつれて投球も変わっていくものだからアジャストは必要。今は特に何か気をつけているというのもなく、必要なときに必要と思う球を投げ、ゲームプランに沿って、要求されるものを投げている。場合によってはスプリットをたくさん投げるときもある。体に関しては何も心配していない」

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