智弁・小坂監督が語る“通算73本塁打”岡本和真の「素顔」

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――学校の勉強はしっかりついていってますか?

「5段階の評定は3・8前後だったと思います。悪くないですね。本を読むのが好きで、多い時は1カ月に10冊とか、小説や新書なんかも読んでいるみたいです。野球の練習もあるのに、授業中は何してんねんって感じですけど(笑い)」

――性格はいかがですか?

「優しい性格の子ですね。下級生の面倒見も良くて、愛嬌もあるし、周りから好かれるタイプだと思う。今年入学した1年生のティー打撃に付き合ってくれたりしてます。入ってくる子はみんな岡本のことを知ってますから、うれしいと思うんです。その点では助かってますね。もうちょっと下級生に厳しく接してくれたらと思うくらいで(笑い)」

――悪さをするような、ヤンチャな性格ではないと。

「岡本は『おばあちゃん子』なんですよ。公式戦で本塁打を打ったら、お小遣いをもらえるみたいで。(本塁打1本につき)3000円とか5000円やったと思います。それも励みにしてやってるんとちゃいますかね。去年1年間で48本打って、ある時岡本に『お前、48本も打っておばあちゃん大丈夫なんか?』って聞いたんです。岡本は『ウチのばあちゃんは柿を作ってるんで大丈夫です』って言うから、『お前に小遣いやるために作ってるんとちゃうやろ』って(笑い)」

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