智弁・小坂監督が語る“通算73本塁打”岡本和真の「素顔」

公開日: 更新日:

――学校の勉強はしっかりついていってますか?

「5段階の評定は3・8前後だったと思います。悪くないですね。本を読むのが好きで、多い時は1カ月に10冊とか、小説や新書なんかも読んでいるみたいです。野球の練習もあるのに、授業中は何してんねんって感じですけど(笑い)」

――性格はいかがですか?

「優しい性格の子ですね。下級生の面倒見も良くて、愛嬌もあるし、周りから好かれるタイプだと思う。今年入学した1年生のティー打撃に付き合ってくれたりしてます。入ってくる子はみんな岡本のことを知ってますから、うれしいと思うんです。その点では助かってますね。もうちょっと下級生に厳しく接してくれたらと思うくらいで(笑い)」

――悪さをするような、ヤンチャな性格ではないと。

「岡本は『おばあちゃん子』なんですよ。公式戦で本塁打を打ったら、お小遣いをもらえるみたいで。(本塁打1本につき)3000円とか5000円やったと思います。それも励みにしてやってるんとちゃいますかね。去年1年間で48本打って、ある時岡本に『お前、48本も打っておばあちゃん大丈夫なんか?』って聞いたんです。岡本は『ウチのばあちゃんは柿を作ってるんで大丈夫です』って言うから、『お前に小遣いやるために作ってるんとちゃうやろ』って(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち