マー君 故障再発は「捕手のサインにクビを振る」で防ぐ

公開日: 更新日:

 それでも変化球が多いのは、正捕手・マッキャンのリードがそうだからだ。

「マッキャンはブレーブス時代、通算213勝のスモルツに徹底的にリードを仕込まれたメジャーきっての頭脳派捕手だからね。ポテンシャルのある投手には、2球目から勝負球のスプリットを要求するような高度なリードもしたがるのさ」(前出のスカウト)

 どんなピッチャーだろうと投球の基本はストレートだ。田中も例外ではないうえ、150キロを超す一級品のストレートを持っている。頭脳派捕手のリードとはいえ、負担の大きな投球を強いられたら、再び故障する可能性もある。戦列に復帰したら田中は、マッキャンのリードにどんどんクビを振るべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした