中学時代のチームメートが語る盛岡大付・松本の意外な素顔

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野球に関しては本当にマジメなヤツです」

 今秋ドラフト1位候補の右腕・松本裕樹(盛岡大付、183センチ、80キロ、右投げ左打ち)について、こう話すのは控え野手で中学時代、瀬谷ボーイズ(神奈川)でもチームメートだった宮杉一輝だ。

「瀬谷時代、夜11時、12時まで練習することもザラだった。僕なんか自転車での帰り道、疲れて運転中に居眠りして電柱にぶつかったこともあります。ある日、練習で監督が怒ってそのまま家に帰った。僕らも怒られて腹が立ったから、『意地でも帰らねえぞ』って大半の仲間が残って夜中も素振りをしていた。僕は途中、さすがに居眠りをしたんですけど、松本は一休みしながらも朝まで寝ないでバットを振ってました」

■150キロが投げられないまま敗戦

 右肘靱帯の故障を抱えて臨んだ今大会、2試合目の敦賀気比戦で三回途中9失点でKOされ、最後の夏が終わった。肘痛に苦しみながらも、できるだけ負担がかからないフォームを模索。日帰りで地元神奈川の気功の治療院にも通った。それでも150キロの速球を投げられないまま甲子園を後にしたことに、本人はショックを受けているに違いない。敗戦後、「いずれプロに入って日本のトップクラスのところでやりたい」と話したものの、地元マスコミ関係者はこう言った。

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