中学時代のチームメートが語る盛岡大付・松本の意外な素顔

公開日: 更新日:

野球に関しては本当にマジメなヤツです」

 今秋ドラフト1位候補の右腕・松本裕樹(盛岡大付、183センチ、80キロ、右投げ左打ち)について、こう話すのは控え野手で中学時代、瀬谷ボーイズ(神奈川)でもチームメートだった宮杉一輝だ。

「瀬谷時代、夜11時、12時まで練習することもザラだった。僕なんか自転車での帰り道、疲れて運転中に居眠りして電柱にぶつかったこともあります。ある日、練習で監督が怒ってそのまま家に帰った。僕らも怒られて腹が立ったから、『意地でも帰らねえぞ』って大半の仲間が残って夜中も素振りをしていた。僕は途中、さすがに居眠りをしたんですけど、松本は一休みしながらも朝まで寝ないでバットを振ってました」

■150キロが投げられないまま敗戦

 右肘靱帯の故障を抱えて臨んだ今大会、2試合目の敦賀気比戦で三回途中9失点でKOされ、最後の夏が終わった。肘痛に苦しみながらも、できるだけ負担がかからないフォームを模索。日帰りで地元神奈川の気功の治療院にも通った。それでも150キロの速球を投げられないまま甲子園を後にしたことに、本人はショックを受けているに違いない。敗戦後、「いずれプロに入って日本のトップクラスのところでやりたい」と話したものの、地元マスコミ関係者はこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束