【凱旋門賞】日本馬3頭不発 最先着はハープスターの6着
今年も世界の壁は厚かった――。
日本時間の5日23時30分に発走した仏GⅠ凱旋門賞(ロンシャン競馬場、芝2400メートル)にゴールドシップ、ジャスタウェイ、ハープスターが出走。いずれも後方からレースを進めたが、最後の伸びを欠いた。日本馬で最先着はハープで6着、ジャスタウェイは8着。ゴールドシップは14着。
勝ったのは昨年、オルフェーヴルを破ったトレヴ。牝馬としては77年ぶりとなる凱旋門賞連覇を達成した。
ハープスターは道中はインの後方2番手あたりに構え、直線では外に出すため、いったん最後方に。このロスが痛かった。
ジャスタウェイはインを突いたが、ドバイで見せた豪脚は不発。ゴールドシップは最後方から外めを伸びかかったものの、いい脚は一瞬だけ。「世界は甘くないね」とはレース後の須貝師。日本馬の先頭ゴールインはまたしても持ち越されることになった。