釜本氏が本田に苦言 「サボらないでフルパワーでプレーを」

公開日: 更新日:

 アギーレ体制3戦目のジャマイカ戦(10日)の得点が、オウンゴールによる1点だけだったとしても、初勝利でアギーレ監督もホッとしたことだろう。まずは「おめでとう」と伝えたい。

 試合内容は……シュート20本で流れの中からのゴールが0本。何度も決定力不足を嘆いてきたが、ジャマイカ戦に関しては前半33分のMF本田圭佑(28)のループシュートが決まっていれば、日本代表はグッと流れをつかんで3点目、4点目が決まっていただろう。

 相手GKと1対1になった本田には、いくつかの選択肢があった。利き足の左足で強烈シュートを見舞うか、それとも相手GKをかわしてゴールに流し込むか――。本田はGKの頭越しにループシュートを選んだ。

 ジャマイカ戦の前に本田が「日本代表が進化するためにゲームメークに関与しようとせず、前線で勝負して相手の脅威になりたい」という趣旨のコメントを発した。

 かねて、本田には「トップ下は適役ではない。FWとしてゴールを奪うことによってチームを牽引すべし」と言ってきた。果たしてコメント通りのプレーを見せたか? 絶好の得点機で外しているようではチームの柱にはなれない。「前線で脅威になりたい」にしても空手形に終わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」