アギーレは特別扱いせず 王様・本田は“一兵卒”からやり直し

公開日: 更新日:

 キリンチャレンジカップ(5日のウルグアイ戦=札幌、9日のベネズエラ戦=横浜)に向けた日本代表合宿(札幌)。2日目の昨2日に欧州組7人が合流し、その中にザッケローニ前監督時代に攻撃の中心選手・トップ下を務めて「王様」を自任していたミラン所属MF本田圭佑(28)の姿もあった。しかし、アギーレ新監督体制になってから、本田の立ち位置は大きく変わった。

 午後4時に練習スタート。ボール回しで汗を流した後に攻守に分かれて4対4、5対5などをこなし、続いて2人組が離れた位置に立ち、中間地点にカット役の選手を置いてパス交換の練習が始まった。その時、アギーレ監督がプレーしていない選手に身ぶり手ぶりで声を掛け始めた。本田のそばにも近寄ったが、二言三言話し掛けただけですぐに立ち去っていった。

 アギーレのモットーは「若手、ベテラン、元代表、初招集、欧州組、国内組で区別しない。全員がゼロからのスタートに立っている」である。

 南ア、ブラジルW杯の絶対的エースだった本田を「その他大勢」として扱うのか? それとも特別扱いのままなのか? チームメートも「どうするつもりなのだろう?」と興味津々だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン