ヤ軍GM留任 暗雲漂うマー君の「前途」とイチローの「去就」

公開日: 更新日:

 キャッシュマンGMは留任決定後の電話会見で田中に言及。「(もう大丈夫だという)保証はないが、復帰まで問題なかったことで安堵した部分はある。今後に向けたいい兆候だ」とコメントした。右肘に関してはまだ半信半疑のうえ、「実現はしなかったけど、キャッシュマンはタナカが来季も本当に投げられるかどうか確かめるため、シーズン終了後にキャンプ地のタンパで『追試』を行う構想を温めていた。そこで異常が出れば即手術でした」とは前出の記者だ。

■球団内にはGMの能力を疑問視する声も

 同GMの留任はイチローの去就にも影響する。今季は143試合に出場して2割8分4厘。レギュラー陣の中で最も高打率を残した。中でも9月はコンスタントに安打を量産したものの、前途は極めて厳しい。

 ジラルディ監督はシーズン終了後の会見で来季構想に関して、「今年のように35歳以上の選手が4人も5人もいることはないだろう。我々は若返る」と発言。外野手のメンバーにベルトラン(37)、ガードナー(31)、エルズベリー(31)の名前を挙げながら、イチローには触れなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは