「野村監督辞任」は広島からヤンキース黒田への“ラブコール”

公開日: 更新日:

 広島の野村謙二郎監督(48)の辞任が8日、発表された。CSファーストステージを直前に控えたこの時期の球団発表に球界は騒然としたが、実は辞任自体は既定路線。野村監督の退団は今季開幕前からチーム周辺でささやかれ、これまで何度も記事になっていた。

 昨年はストレスなどで肉体、精神ともにボロボロ。病院に通い、睡眠薬など処方された薬を飲みながら何とか13年シーズンを乗り切った。オフには「限界です」と辞意を申し入れたものの、松田オーナーから「情けないことを言うな!」と一喝され、1年契約で続投したという経緯がある。すでに後任には緒方孝市野手総合・ベンチ担当コーチ(45)の昇格が内定している。

 8日、教育リーグのロッテ戦後に取材に応じた野村監督も、「シーズン前から今季でけじめをつけようと思っていた。(CS直前で)タイミングが悪いのは重々承知。選手にはこういう形になって申し訳ないと伝えた」と、今季限りで辞めるつもりでいたことを吐露している。

■米国生活を望む夫人と2人の子供の意向次第

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった