秋巡業休場…逸ノ城も撃沈した「かわいがり」と「取材攻勢」

公開日: 更新日:

 そんな逸ノ城に「追い打ち」をかけたのが、マスコミの取材攻勢。秋場所後の1週間の休み中は、テレビや新聞、雑誌の取材に追われ、結局まともに休めたのは1日だけ。

 巡業中は休憩時間になれば担当記者たちが殺到し、勧進元への対応にも駆り出される。押した手形の数も、横綱白鵬よりも多かったほどだ。

「某局などは早くも密着ドキュメンタリー番組で取り上げようと、稽古後の宿舎まで一日中カメラを回していた。そもそも、逸ノ城はモンゴルの遊牧民。地平線が見える大草原で、時計すら不要の生活を送っていた。それが分刻みのスケジュールで取材を受けるのだから、ストレスで参ってもおかしくない」(前出の記者)

 決まり手は「カルチャーショック」か――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは