シャルケ完敗の“戦犯”内田は日本代表の救世主にはなれない

公開日: 更新日:

 アギーレ監督は9月、10月の計4試合で右SBにドイツ組の酒井高と酒井宏を、国内組からは新潟の松原、鹿島の西を招集したが、松原と西は一度も使われず、ドイツ組もまだまだアピール不足。

 アギーレ監督は「ウチダは日本人で欧州CL出場歴が一番多い。国際経験はダテじゃない」と高評価。それが今回の招集につながったわけだが……。

「内田はずっと右膝痛、右太もも裏痛に苦しみ、故障部位をかばっているうちに腰痛にも悩まされるようになった。彼の持ち味は機を見るに敏な攻撃参加、試合の流れを見ながらの攻守のメリハリです。それを豊富な運動量とスタミナが支えているわけですが、右足に爆弾を抱えている以上、内田に多くを期待することは出来ないでしょう」(前出の関係者)

 アギーレ監督の通算成績は1勝1分け2敗。内田を救世主として考えているようだが、そのもくろみがやすやす当たるほど、相手は甘くはない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇