シャルケ完敗の“戦犯”内田は日本代表の救世主にはなれない

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 ブラジルW杯メンバーのDF内田篤人(26)がプレーするシャルケが、欧州CLでポルトガルの強豪スポルティングと対戦(日本時間6日午前4時45分キックオフ)し、2─4の完敗を喫した。戦犯のひとりが、2失点に絡んでしまった内田である。

 後半7分、相手左FWナニへの対応が遅れ、パスを受けたDFジェフェルソンが強烈シュートで勝ち越し点。同27分には右サイドからクロスを放り込まれた際、ナニのマーク役だった内田がFWスリマニの動きに気を取られ、ナニをフリーにしてしまった。そのナニに3点目をズドンと決められ、これがシャルケの致命傷となった。

 内田といえば、5日発表の日本代表メンバーに選ばれ、14日のホンジュラス戦(豊田市)と、18日のオーストラリア戦(大阪市)に帯同する。

「内田はブラジルW杯後に代表引退を示唆。それでもアギーレ監督は招集する気でした、2月に痛めた右膝をW杯後に再び痛めて戦線離脱。代表に呼べなくなってしまった。先月、サッカー協会の強化担当幹部がドイツ入りして代表復帰を要請。踏ん切りのつかなかった内田も承諾したのです」(サッカー協会関係者)

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