森会長が地方開催前向き発言 「東京五輪」は“名ばかり”加速

公開日: 更新日:

 森会長によれば、15年にも開場予定のサッカー専用「吹田市立スタジアム」(大阪府)での五輪実施を地元から要望されているという。

 東京五輪は一部競技の予選や各国選手団の合宿地として、11年の東日本大震災の被災地である福島、宮城、岩手が候補に挙がっている。東北はともかく、大阪まで開催地を拡大すれば「東京五輪」はそれこそ名ばかり。18日にIOCが発表した中長期改革案「五輪アジェンダ2020」には「28の競技枠撤廃」の他、「一部種目の開催都市外での実施容認」も盛り込まれている。

 12月のIOC臨時総会(モナコ)で承認されれば、森会長の言う「オールジャパン五輪」が加速する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…