オリックス37億円大補強のひずみ T-岡田が“怒り”の保留

公開日: 更新日:

 オリックスのT―岡田(26)が8日、代理人を伴って契約更改交渉に臨み、2300万円アップの7800万円を「イマイチ納得いかない部分もあった。ちょっと残念。時間をかけてやりたい」と保留した。

 130試合で24本塁打、75打点。ゴールデングラブ賞を受賞するなど復活を果たした。前年は1800万円ダウンを受け入れただけに、一歩も引かないつもりのようだ。

 この日は川端が微増、山崎勝は現状維持で更改したものの、谷は減額制限いっぱいの25%減、鉄平もダウンとなった。リーグ2位と躍進したというのに厳冬更改となっている。

 大補強のひずみだろう。これまでに、中島3年12億円、小谷野3年3億円、ブランコ2年5億円、バリントン1年1.5億円と次々と新戦力の獲得に成功。エースの金子にも3年15億円以上といわれる大金を用意し、残留が濃厚となっている。

 5人の総額はおよそ37億円。補強に金をつぎ込み過ぎて、現有戦力の給料まで回らないのではないか。T-岡田の保留は“今年を盛り上げたオレたちにも少しは回してよ”という悲痛な叫びでもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状