グリエル逃した巨人が狙う2人の“お買い得”助っ人強打者

公開日: 更新日:

 喉から手が出るほど欲しかったグリエルのDeNA残留が決定的となり、獲得合戦に敗れた巨人。年の瀬を迎えて、各球団はほぼ補強を完了しているだけに、このまま巨人も終了? と思いきや、どうやらそうではないらしい。球界関係者がこう言うのだ。

「巨人はグリエル取りと並行して米国で投手の調査を行っていたが、グリエルが取れなかったことで事情が変わった。これまでに新外国人投手2人を押さえている。となると打者でしょう。そこで日本球界で活躍した助っ人2人の名前が浮上しているというのです」

 2人とはアンドリュー・ジョーンズ(37)とウィリー・モー・ペーニャ(32)のことだ。今季まで在籍した楽天オリックスをそれぞれ退団。ジョーンズにはロッテ、ペーニャには楽天が興味を示していたが、まだ合意には至っていない。

「巨人も、左翼のレギュラー有力候補のアンダーソンが左ヒジの手術明けで未知数という不安がどうしても拭い去れない。2人とも左翼なら守れる。AJの場合、目安となる今季の年俸が4億円と破格。年齢的にAJより若いペーニャは1億2000万円だから、お買い得感はある」(前出の関係者)

 今季、ジョーンズは138試合で打率.221、24本塁打、71打点。複数年契約を希望し、オリックスの単年契約を蹴って交渉が決裂したペーニャは、140試合で打率.255、32本塁打、90打点と破壊力は十分。今季貧打に泣いた巨人は、2人が貴重な大砲候補になるとみて動き出す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」