プロ3年目ツアー初V 渡邉彩香「複数回優勝」の強気宣言

公開日: 更新日:

 イーグルが多いということは自分の持ち味を生かしているということ。だから15年は2ケタに伸ばしたい。ティーグラウンドに立って距離が520ヤードぐらいまでのパー5なら積極的に2オンを狙っていきます。

 全英では崔羅蓮と一緒でした。元世界ランク1位だけあって、フェアウエーウッドの正確性はさすがです。ウッドでピンをデッドに狙ってくる。私も3Wが得意ですが、2オンすればいいと思っていたので意識の違いを痛感しました。そこも変えていきたい。

――15年の目標は?

 もっと精神的に強くなって、しぶといプレーに徹しなければいけない。しぶとさとパターのうまさはイコールだと思う。

 オフに、「あれだけ厳しいパット練習をしたのだから、絶対に入る」という自信がつくように取り組みます。

 12年にプロテストに合格して、翌年にシードを取って、14年初優勝ととんとん拍子です。私のプロ人生はまだまだ先が長い。

 15年の目標はメジャーを含む複数回優勝です。その先に賞金女王タイトルがあって、宮里藍さんから「早くおいで」といわれた米ツアーへの挑戦が見えてくるのだと思います。

▽わたなべ・あやか 1993年9月19日、静岡県熱海生まれ。埼玉栄高卒業後、12年7月にプロ転向。14年は3月のアクサレディスでプロ初優勝。7200万円超の賞金を稼ぎ、ランキング11位と大躍進した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」

  1. 6

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  2. 7

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に