<第1回>選手とギャラリーの一体感がトーナメントにはない

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 賞金王になった小田孔明なんて普段は明るくて面白い子なんですけど、バーディーを取っても、ちょっと手を上げただけでずっと下を向いている。何で、もうちょっと風呂場で話すみたいに面白いキャラクターを前面に出せないのかなぁ。

 ギャラリーの方を向いて何かパフォーマンスでもやればいいのにと思いますね。ゴルフはうまいんだけど、タレント性、スター性に欠けるプロが多すぎますね。

――米ツアーはどうでしょう?

 例えばタイガー・ウッズにしても、ふざけることもなく、クールにゴルフをしていますが、ファンを魅了するパフォーマンスや華がある。

 狙ったところに2打目を打った時点で「グオゥー」と雄たけびをあげ、ギャラリーもそれに熱狂する。そのタイガーにしても、たとえ80打ってもボードの前に出てきて「今日はオレの日じゃなかったね」と、コメントします。そういうところがプロには大事。

 ボクだって米ツアーでは、何か面白いことを言って盛り上げなくちゃいけないと思って、一番最初にメディアルームへ呼ばれたときは「アイ・ライク・チーズバーガー」と言って笑いを取りました。

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