代役続々で焦り…左ヒジ痛の巨人・山口に飛ばし過ぎ懸念

公開日: 更新日:

 巨人山口鉄也(31)が強い危機感を持ってグアムへ飛んだ。

 6日、内海らと自主トレ先に出発。昨季途中に左ヒジを痛め、シーズン終了後にヤンキース田中と同じ「PRP療法」を行うなど、このオフはリハビリに費やしてきた。すでに軽めのキャッチボールは再開しているが、「暖かいところで本格的に肩をつくっていきたい」と南国でハイペースで仕上げるつもりだ。

 順調なら今季中に国内FA権を取得する。7年連続60試合以上登板で、原政権の生命線といわれる鉄腕は、3年10億円超の大型契約を結んだばかり。生涯巨人を誓ったようなものだ。

 そんな高い評価とは裏腹に、原辰徳監督(56)はせっせと救援左腕を集める。レンジャーズから加入する新外国人選手の大型左腕アーロン・ポレダ(28)は「先発から中継ぎもできる」という触れ込みだが、昨季は救援のみで26試合に登板。この日、入寮したドラフト2位の戸根千明(22=日大)も、ドラフト前日に映像をチェックした原監督の鶴の一声で指名が決定。「即戦力中継ぎ」の期待がかかる。ドラフト4位の田中大輝(22=国学院大)も左投手だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  4. 4

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  3. 8

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 9

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  5. 10

    辰己涼介は楽天と再契約が現実的…“コスプレ封印”で殊勝にアピールも、国内FA移籍は厳しい見立て

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…