全豪第5シードの錦織圭のツアー生活を「野球選手」と徹底比較

公開日: 更新日:

 00年オフにヤクルトから中日にFA(4年契約)で移籍した川崎憲次郎は、右肩故障で登板わずか3試合。それでも3年目までは毎年2億円の年俸が保証されていた。

 プロテニスの世界は厳しい。錦織は昨年10月、エントリーしていたバレンシア・オープンを体調不良で欠場した。すると現地に行き、大会の奉仕活動を2日間行った。

 この罰則について錦織は自身のブログで「パリに到着する前は1泊だけバレンシアに泊まってからこちらに来ました。というのもATPのルールでwithdraw(棄権)した場合、会場に行ってアクティビティ(活動)をしないとたぶん罰金+0ポイントになってしまうからです。ポイントのルールは少しややこしいんですがここで0点をもらってしまうとロンドン(でのツアー)ファイナルにかなり影響してしまうのでそれは避ける為に最低2日間のアクティビティをこなさないといけません。選手側としては出たくないから大会をキャンセルしたわけではなく、怪我で大会に出られないので少し厳しいルールに思えます。トップ10でもあるので罰金は我慢できますがポイントまで左右してくるのはどうかと思いますが、従わないとえらいことになるので行ってきました」とグチっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗